認知症マフを知って欲しい
投稿日:2022年12月19日|カテゴリ:お知らせ
平元さんは自宅にある毛糸を使って何か作りたいと思っていた時、新聞の記事で認知症マフを知りました。 認知症マフは英国の病院や施設で認知症ケアに使われており、筒状のカラフルな飾りのついたニット製品です。作る人も編むことでリラックスし、認知症への理解が進むのではないかと言われ、柔らかい手触りや安心感につながり思い出を語り始める人や、行動が落ち着いたと言う報告もあるそうです。記事には日本でも広めようとしている事が書いてありました。
平元さんは実物を見た事が無く新聞記事だけでは把握できない部分を、認知症予防サークルわっこを運営している大谷地病院の藤澤さんに確認し作りました。飾りを取り付ける途中で手首を骨折してしまい、参加している【楽トレ大谷地】と【認知症予防サークルわっこ】のメンバーに声を掛け皆さん快く手伝ってくれました。マスコットやボール、ボタンなど自宅にある物を使い内外に可愛く取りつけています。出来上がった時、認知症マフを知ってもらえることを喜び合ったそうです。
福井さんはフェルトを使った裁縫が得意なため、ニットとは違う素材で飾りも全て手作りしています。「作っている間ずっと楽しかった!認知症予防サークルわっこに通い、自分の知らない事を色々教えてもらい考えが変わったの。やってもらうことが当たり前と思っていたけれど、今は誰かのために時間などタイミングが合えばお手伝いしたい。」と力強い声で話され思いが伝わってきました
作成は今回のみですが20個程完成し、認知症予防サークルわっこを担当している人の系列施設や、地域の興味ある方や必要な方に知ってもらうために活用される予定です。
↑認知症マフを作った楽トレ大谷地と認知症予防サークルわっこの人達です。
↑毛糸で作った認知症マフは、さわり心地が良く温かいです。
↑フェルトで作った認知症マフは、ふんわりした肌触りです。
※認知症予防サークルわっこはの詳しい情報はポータル内の体操・健康づくりを開いてみて下さい。
※楽トレ大谷地の詳しい情報は令和5年2月頃ポータル内で掲載予定です。