「オレオレ詐欺」「架空請求詐欺」「還付金詐欺」などあらゆる特殊詐欺が横行している昨今ですが、この度、厚別区第1地域包括支援センターの呼びかけに厚別原始林通郵便局の末廣局長さんが快く場所を提供してくださいました。

厚別区第１地域包括支援センターの職員２名と厚別警察署生活安全課の職員さん、警察ボランティアに登録している大学生の方、そして今回場所を提供してくださった厚別原始林通郵便局の社員さんでサギ啓発メッセージの入ったポケットティッシュと高齢者相談窓口のチラシを一緒に渡しました。

この日は年金支給日ということもあり、厚別原始林通郵便局に来店された高齢者の方は郵便局前の様子がいつもと違うので一瞬戸惑いは見せてましたが、啓発の幟（のぼり）をみて納得！厚別警察署の方や地域包括支援センターの方の話をきちんと聞いてティッシュを受け取っていました。高齢者の方に限らず、来店者おひとりおひとりに特殊詐欺啓発を促しました。

　　

自分は大丈夫と思っていても、言葉巧みにそして考える隙を与えない巧妙な手口で騙すのが詐欺です。

地域住民の方とお話を聞く中で、先日自分の家に電話がかかってきて奥さんが対応したんだけど、息子だと言う電話に「うちには娘しかいない！」と電話を切ったから何事もなかったけど、実際こんな風に電話がかかってきたんだよ。もしかしたら騙されて相談できずにいる人もいるかもしれない。家族にも打ち明けれずにいるかもしれないと話してくれた方がいました。

困ったときの相談窓口として、厚別区役所、社会福祉協議会、地域包括支援センター、介護予防センター、生活支援コーディネーターの５機関が連携して地域のサポートをしています。私たち５機関のイメージキャラクターをあしらったポスターを厚別原始林通郵便局さん前のポストを皮切りに厚別区内の郵便局前ポストと区役所前ポストに７月末まで貼っていただいてます。

厚別原始林通郵便局前　↓　　　　厚別区役所前　↓

　　　

2022.6.15　取材　生活支援コーディネーター　結城