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厚別原始林通郵便局 作品展(2022年11月)

投稿日:2022年11月02日|カテゴリ:お知らせ

11月の作品展は、厚別東にお住いの林雄一郎さんの水彩画・デッサン画を展示しています。

林さんは、絵を初めて4年目、水彩画サークル(厚別老人福祉センターで行われている)で仲間の方たちと静物や風景など様々なモチーフを描いて楽しんでおり、水彩は繊細で深い表現ができるのが魅力だと話されています。

絵を始めたきっかけは小学校の時から絵が好きで、何度も表彰されたこともあったそうですが、絵の道に進むことに反対を受け、就職をしました。長年勤めあげ、これから何をと考えた時に子供の時にやりたかった『絵を描く』ことに進んでみようと思われたそうです。

絵を描くことで、観る人にホッコリとした優しさや癒しを与えたい、そして自分もそんな気持ちになりたいと、モチーフにこだわりを持って表現したいとのことです。

今回展示されている作品は、国内の他、奥様と行かれたイタリアなど旅行先で癒しを感じた風景や建物が描かれています。旅行先では軽くデッサンをして、自宅に戻ってから旅の思い出と共に仕上げるのも楽しみの一つとの事。他にも植物や果物のモチーフもあり、秋を感じられる作品が展示されています。

中でも、『モナ・リザ』のデッサン画は3年を費やした苦心作で、ご自宅でも傍らに飾っていたそうです。今回厚別原始林通郵便局へ1カ月間展示されることで、「モナ・リザ」ロスになるだろうと笑いながら話してくださいましたが、それほど林さん自身も思い入れがあり、癒しを受けていたことが伝わってくる作品です。

また、奈良法隆寺に隣接する中宮寺へ行ったときに観た『如意輪観音』は、林さん曰く「清らかな思惟の姿を湛えた美しい仏像です」との事。この秋、北海道立近代美術館で行われた国宝・法隆寺展に出展されたことを機に以前描いたものを展示することにしたそうです。

皆さんも、林さんの【水彩画・デッサン画作品】が展示されている厚別原始林通郵便局へ足を運んで癒しを感じホッコリとした気持ちになってみてはいかがでしょうか?「モナ・リザ」ロスになっている林さんにも会えるかもしれませんよ。

 

 ←林さんの苦心作「モナ・リザ」

 ← 「如意輪観音」

 

取材 2022.9.31取材 生活支援コーディネーター 結城


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